散々の続きの始まり “無脊椎動物に翻弄される脊椎動物” の巻
2011年8月6日 凸
昨年めだか水槽に蓮の株を沈めてみたものの（通常通りだったら）夏休みは家にいないので開花しても見られないのだけれども今年は色々と予定が狂い未だに工場に帰れないので見られたのはうれしいやら悲しいやら複雑な心境。
そしてこれまた“（通常通りだったら）夏休みは家にいないので見られない”はずの山百合ももうすぐ開花しそうだ。
そんなこんなですっかり明るくなってから寝てお昼頃に目を覚ましたら寝る前にベランダに出しておいた虫かごの中で鳥クソたちがぐったりとしていた。
ここのところずっと気温が上がらず日差しが弱かったのでいつも通りにベランダに虫かごを出しておいたら今日に限って日差しがとても強くしかも餌が足りていなかったせいもあり特に体の大きな脱皮間近の子２匹はぐったり係数が高く一瞬で真っ青になった。
正直言ってこれはもう駄目かも知れないと思ったほどぐったりとしていた。
それでも可能性は０ではないから綿棒（ここでまたジョンソン＆ジョンソンですよ奥さん）に含ませたポカリスエットを少量ずつゆっくりと飲ませ様子を見るも…真夏の日向のナメクジみたいにぐったりな２匹はなかなか復活せず。
なにしろどんな時にも必ずどこかに接地して体を支えている後ろ足に全く力が入らず餌の葉を口元に置いても反応せず横たわったままほとんど動きもしないのだから重症だ。
それなのであれこれと考え（ぽくぽくぽくぽく…チーン！）具合が悪い時には食べやすい栄養のある物を！と思い山椒の葉を細かく刻みポカリスエットで伸ばした物を横たわる鳥クソの口元に運んだら山椒のエキス配合ポカリスエットをゆっくりと飲み始まり少しずつ体が膨らみ前足が動き始め復活の兆しが見えて来た気がした。
（給餌中の動画 http://www.youtube.com/watch?v=7nsuL1-bBdE）
そこからが驚くところで綿棒で優しく体を起こしてやり“どうだろうか？”と様子を見ていたところ…水分補給が起爆剤になったのか急にモスラになるための脱皮を始めた。
と言っても体調は万全ではないどころの話ではなく（通常だと事前に古い皮をどこか適当なところに糸で固定しておくので新しい中身が出てくるだけで比較的容易に脱皮できるのだけれども今回はその準備ができなかった事もあり）なかなか脱皮が進まないので綿棒で少しずつ手伝い無事に症状の重かった２匹共に終齢になる事ができた。
良かった。
画像：
①初蓮
②山椒ポカリをちゅうちゅう中
③脱皮中
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