居場所のない秋の夕暮れ “娘をパパラッチ” の巻
2008年9月22日 凸
夕食後に洗い物をするあたしの横でお皿を拭きながら学校での出来事だの明日の休みにやりたい事だの次に工場に帰ったら3人で食べたい物だの今学校で習っている勉強の事だのピアノの練習の事だのなんだかんだとCYOKUが話し続けるのに適当に相槌を打っては幸せを噛み締めていた名のない劣化ウラン弾ですよどーもこんばんは。
財布に今月の生活費がもう数百円しか残っていないのだけれども幸せ。
CYOKUが大好きな読み物の1つには私の育児日記がある。
「何度読み返しても面白いんだもん」と言っては夢中で読んでいるのである。
「私の部屋に置いておいてもいい?」であり
「お嫁に行く時には私に頂戴ね?」であり
「私も赤ちゃんが生まれたら日記を書くの!」だそうだ。
これはオカアサンの一番の宝物なのだけれどもそこまで言うのならばいつかお母さんになったあなたに差し上げましょうと思っているあたしなのである。
会話が面白くなって来た2歳過ぎの日記から少々抜粋。
○2歳5ヶ月のCYOKU
「おまつりみたいだったねえ。
すごかったねえ!
ブーブがぼんおどりしてるのかとおもっちゃった。
きょうはおまつりがブーブできたね!」
・・・宮型霊柩車の事でした。
○2歳5ヶ月のCYOKU
CYOKUがいただきますと言うのが行ってきますに聞こえるのでオカアサンが食事の前にふざけて
「行ってきまーす」と言ったらCYOKUは
「おかあしゃまがいってきますっていうとおかあしゃまはおでかけしちゃうからおかあしゃまはいってきますっていわないで!」と叱られました。
○2歳6ヶ月のCYOKU
数日前から急に始まった
「なんで?」にハマっています。
トラックが走って来ます。
「なんで?」
なんで?と言われても・・・お仕事をしているんだわ。
「なんで?」
なんで?と言われても・・・。
やっと
「ここは?何屋さん?」が下火になったばかりだったのに。
○2歳6ヶ月のCYOKU
CYOKUにはそのうち・今度やりたい事がいっぱい!
「こーんど~~するんだー」
「おーきくなったらひとりで~~いくんだー」などと言うのに混じって
「こーんど小さくなったら・・・」なんて言うのもあります。
小さくはならないよ!
○2歳7ヶ月のCYOKU
♪母さんお肩を叩きましょう~♪の曲が始まるとすっ飛んで来て
「おかーしゃまおすわりして!たんとんするのにとどかないんだよー!」と言って座ったオカアサンの肩を一所懸命に叩いてくれます。
でも曲が終わると
「もーおわっちゃったからあとはじぶんでやってね」と言い去って行くCYOKUでした。
○2歳10ヶ月のCYOKU
今までずっと
「テレビは毎日やっているわけじゃないんだよ」と言って月に1~2回見せるだけの我が家でしたが今日いつもの会話で
「きょうはてれびやっているかな?」と聞かれたので
「今日はやっていないみたいよ」といつも通りに答えたら
「きょうはてれびやっていないってだれがゆったの?」と聞かれ困った!
誰が言っていたのか?!
○3歳3ヶ月のCYOKU
反抗期真っ只中!
母:「なんでだか言ってごらん?!」
C:「だっていいたくないんだもん!」
母:「泣いていてもしかたがないから泣きやんでやっちゃおうよ!」
C:「だって泣きたいんだもん!」
母:「~~しちゃいなさい!」
C:「だって!~~!」
母:「やっちゃいなさい!」
C:「なんでやらなきゃいけないんだろう?CYOKUちゃんやりたくないのにな」
・・・古い日記を読み返すと当時の懐かしい光景や当時のCYOKUの姿が蘇って来ると同時に今の自分の駄目母っ振りに情けなくて涙が出る。
母が職場から帰宅すると途端に家の居心地が悪くなり居場所を失うので本日は散歩がてらにCYOKUを迎えに出たあたしだったのである。
家から1kmほどの最寄のバス停で降りたCYOKUから電話があったので
「もう遅いからさっさと帰ってきなさい。
オカアサンが見ていると思って寄り道せずに帰って来なさい」
そう告げた私はバス停近くの桜の木に身を隠しCYOKUが来るのを待っていて桜の巨木の陰でぐるりと上手く空の後ろに回り込み歩き始めたのだけれども・・・落ちていた空き缶を蹴り・・・生垣の葉っぱを千切り捨て・・・しゃがんでリュックサックに何かをしまい込み・・・町内の地図を指でなぞったり叩いたりし・・・口笛を吹きながらのんびりと歩き出したところで・・・もうおかしくておかしくて笑いが堪えられなくなり
「さっきオカアサンなんて言った?!」と背後から突然に声をかけたら飛び上がらんばかりにCYOKUはビクっ!としたのである。
あれ程言ったのに・・・(’A`)
でも一緒の帰り道でCYOKUを待たせて道草を食っていたのは私の方なのである。
彼岸花に見とれ家の解体作業に見とれトンボを追いかけるあたしにCYOKUを叱る資格などないのである。
その帰り道で面識はあっても話した事のない近所のおばあさんとすれ違った時に元気に
「こんばんは!」と挨拶をしたCYOKUがその後どうするのかを見ていたところすれ違い様にそのおばあさんに自分を除けさせるのではなく華麗に颯爽と当然と言わんばかりに身軽に自分が車道側にひょいと出て除けていたので心底ほっとしたあたしだったのである。
うん。
嘘吐きカッパンダは良くもないけれども悪くもない。
昨日拾って来た2種類の栗を食べ比べて
「やっぱり山栗の方が美味しいね!」と言うCYOKU。
・・・CYOKUが生まれてからすっかり栗を買う機会が減ってしまった我が家なのである。
生後1歳のCYOKUを連れて初めて山栗を拾いに行った時黄色い砂場用のバケツを左手に持ったCYOKUが夢中で
「いっぱぱい!いっぱぱい!(いっぱい!いっぱい!)」と言っては栗を拾って以来我が家では栗は買う物ではなく拾う物なのである。
また行こうな?
財布に今月の生活費がもう数百円しか残っていないのだけれども幸せ。
CYOKUが大好きな読み物の1つには私の育児日記がある。
「何度読み返しても面白いんだもん」と言っては夢中で読んでいるのである。
「私の部屋に置いておいてもいい?」であり
「お嫁に行く時には私に頂戴ね?」であり
「私も赤ちゃんが生まれたら日記を書くの!」だそうだ。
これはオカアサンの一番の宝物なのだけれどもそこまで言うのならばいつかお母さんになったあなたに差し上げましょうと思っているあたしなのである。
会話が面白くなって来た2歳過ぎの日記から少々抜粋。
○2歳5ヶ月のCYOKU
「おまつりみたいだったねえ。
すごかったねえ!
ブーブがぼんおどりしてるのかとおもっちゃった。
きょうはおまつりがブーブできたね!」
・・・宮型霊柩車の事でした。
○2歳5ヶ月のCYOKU
CYOKUがいただきますと言うのが行ってきますに聞こえるのでオカアサンが食事の前にふざけて
「行ってきまーす」と言ったらCYOKUは
「おかあしゃまがいってきますっていうとおかあしゃまはおでかけしちゃうからおかあしゃまはいってきますっていわないで!」と叱られました。
○2歳6ヶ月のCYOKU
数日前から急に始まった
「なんで?」にハマっています。
トラックが走って来ます。
「なんで?」
なんで?と言われても・・・お仕事をしているんだわ。
「なんで?」
なんで?と言われても・・・。
やっと
「ここは?何屋さん?」が下火になったばかりだったのに。
○2歳6ヶ月のCYOKU
CYOKUにはそのうち・今度やりたい事がいっぱい!
「こーんど~~するんだー」
「おーきくなったらひとりで~~いくんだー」などと言うのに混じって
「こーんど小さくなったら・・・」なんて言うのもあります。
小さくはならないよ!
○2歳7ヶ月のCYOKU
♪母さんお肩を叩きましょう~♪の曲が始まるとすっ飛んで来て
「おかーしゃまおすわりして!たんとんするのにとどかないんだよー!」と言って座ったオカアサンの肩を一所懸命に叩いてくれます。
でも曲が終わると
「もーおわっちゃったからあとはじぶんでやってね」と言い去って行くCYOKUでした。
○2歳10ヶ月のCYOKU
今までずっと
「テレビは毎日やっているわけじゃないんだよ」と言って月に1~2回見せるだけの我が家でしたが今日いつもの会話で
「きょうはてれびやっているかな?」と聞かれたので
「今日はやっていないみたいよ」といつも通りに答えたら
「きょうはてれびやっていないってだれがゆったの?」と聞かれ困った!
誰が言っていたのか?!
○3歳3ヶ月のCYOKU
反抗期真っ只中!
母:「なんでだか言ってごらん?!」
C:「だっていいたくないんだもん!」
母:「泣いていてもしかたがないから泣きやんでやっちゃおうよ!」
C:「だって泣きたいんだもん!」
母:「~~しちゃいなさい!」
C:「だって!~~!」
母:「やっちゃいなさい!」
C:「なんでやらなきゃいけないんだろう?CYOKUちゃんやりたくないのにな」
・・・古い日記を読み返すと当時の懐かしい光景や当時のCYOKUの姿が蘇って来ると同時に今の自分の駄目母っ振りに情けなくて涙が出る。
母が職場から帰宅すると途端に家の居心地が悪くなり居場所を失うので本日は散歩がてらにCYOKUを迎えに出たあたしだったのである。
家から1kmほどの最寄のバス停で降りたCYOKUから電話があったので
「もう遅いからさっさと帰ってきなさい。
オカアサンが見ていると思って寄り道せずに帰って来なさい」
そう告げた私はバス停近くの桜の木に身を隠しCYOKUが来るのを待っていて桜の巨木の陰でぐるりと上手く空の後ろに回り込み歩き始めたのだけれども・・・落ちていた空き缶を蹴り・・・生垣の葉っぱを千切り捨て・・・しゃがんでリュックサックに何かをしまい込み・・・町内の地図を指でなぞったり叩いたりし・・・口笛を吹きながらのんびりと歩き出したところで・・・もうおかしくておかしくて笑いが堪えられなくなり
「さっきオカアサンなんて言った?!」と背後から突然に声をかけたら飛び上がらんばかりにCYOKUはビクっ!としたのである。
あれ程言ったのに・・・(’A`)
でも一緒の帰り道でCYOKUを待たせて道草を食っていたのは私の方なのである。
彼岸花に見とれ家の解体作業に見とれトンボを追いかけるあたしにCYOKUを叱る資格などないのである。
その帰り道で面識はあっても話した事のない近所のおばあさんとすれ違った時に元気に
「こんばんは!」と挨拶をしたCYOKUがその後どうするのかを見ていたところすれ違い様にそのおばあさんに自分を除けさせるのではなく華麗に颯爽と当然と言わんばかりに身軽に自分が車道側にひょいと出て除けていたので心底ほっとしたあたしだったのである。
うん。
嘘吐きカッパンダは良くもないけれども悪くもない。
昨日拾って来た2種類の栗を食べ比べて
「やっぱり山栗の方が美味しいね!」と言うCYOKU。
・・・CYOKUが生まれてからすっかり栗を買う機会が減ってしまった我が家なのである。
生後1歳のCYOKUを連れて初めて山栗を拾いに行った時黄色い砂場用のバケツを左手に持ったCYOKUが夢中で
「いっぱぱい!いっぱぱい!(いっぱい!いっぱい!)」と言っては栗を拾って以来我が家では栗は買う物ではなく拾う物なのである。
また行こうな?
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