可もなく不可もないだら母の1日　“誰にも期待されない幸福”　の巻

「なんだかすごく疲れちゃったから今日は生産性のある事は何もしない！」と固く心に誓ったのでだら母らしくきちんと誓いを守り本当に何もせずだらだらと自宅警備に勤しんでいた名のないだら母ですよどーもこん○○は。

こんなところで
「やっぱり頑張らなくちゃ」などと思い詰めると頭のネジがまた飛んでしまうのである。








3年生の時には2000時から遅くとも2100時にはベッドに入っていたCYOKUは4年生になり週5日のうち4日が6時間授業となり夕方家から最寄のバス停まで迎えに行っても帰宅は1730時になってしまいそれから宿題をやりピアノの練習をやり夕ご飯を食べまた宿題の残りをやり自宅学習をやりお風呂に入ると2200時を超えてしまう事が多くなり今夜などは
「もう終わりにしたら？」と時々声をかけつつも読書に興じて放っておいたらば0000時過ぎまで机に向かっていたのである。

「漢字の練習が楽しいって言ってまだやっているんだけれどもどうしたらいいのかな？」と閣下に相談するも本人がやりたいと言うのならば止める必要はない気がするしでも睡眠時間は確保してあげたいしで非常に悩んだあたしでしたが結局はまあなるようになるんだろうから放っておけばいいのかもーと思ったりする相変わらずのだら母なのである。



そんなこんなで
「もう寝なさい」と言いに行ったあたしはCYOKUから“宿題ではないのだけれども出来ればやってごらんと先生から出された課題”なる問題を渡されたのである。
“九九を表にした81マス計算の合計をただの足し算ではなく平均値を利用して解いてみよう”とある。
ふむ。
オカアサンこーゆー問題大好きだよ。

と言うわけで
「もうちょっとやる？」などと誘い公式を求めてみたりして結局CYOKUをなかなか寝かせないあたしがふとCYOKUの顔を覗き込んで見たところ非常に生き生きとした目をしていたのでこれも特に問題ないのだろうと思った次第なのである。
解き終わって心底うれしそうな顔をして
「明日先生に報告するんだ！」と言ってはしゃぐCYOKUを見ているとこんなあたしが育てているにしては随分とマトモに育っているなーなんて無責任にも思うのである。








本日の小確幸。

CYOKUを迎えに出たのが少し早過ぎたので時間潰しにと立ち寄った全国展開のリサイクルショップにてかわいらしいボートネックの長袖Tシャツを420円にて手に入れられたので思わずニンマリとしちゃったあたしだったのである。
新品ではないけれどもコンディションが良く家に戻って見てみたところきちんとしたメーカーの物であり120cmサイズだったのでこの春くらいしか着られないけれども420円だったらアリである。



元々このシャツはフランス海軍の制服を模写した物で昔からオカアサンも大好きでセーラーシャツと一緒に中学生の頃に渋谷のフランス海軍の古着を扱っているお店で買い漁ったんだよなんて話してから急に自分が中学生の頃から軍服が好きだった事を思い出した2008春。

軍医だった祖父に戦時中南方の島でツチノコを食べただの南方の島で腰ミノを付けた原住民に捕まっただのとそんなホラ話を寝物語に聞かされて育ったあたしは小学校3年生の時点で休日にラジカセで“世界の軍歌”なんてカセットテープを聞く様になり小学校6年生の時点でお別れ会でラバウル小唄を歌ったりし中学校でフランス海軍の制服に目覚めそれを皮切りにそれ以降軍服・軍用品の世界に片足を突っ込み続け今も部屋着代わりのドイツ海軍のジャージを羽織りながらタイピングをしているのである。
3つ子の魂よ永遠なれ。