俺様大奮発記！　「軽油を2000円分お願いします」編

燃料代高騰とは関係なしに単にお金がないのでずっと給油をしていなかったけれどもさすがにガス欠が危ぶまれるので慌ててガソリンスタンドに向かった名のない貧乏人ですよどーもこんばんは。



自宅警備が多忙を極める中の毎日の外出などCYOKUの迎えと買い物と郵便局回りを兼ねた往復2kmで済んでしまう巡回内容ではあれどもフューエルゲージがエンプティを指して5日目はやぱり精神的なリミットなのである。

26では散々華麗に颯爽とガス欠を繰り返して来たあたしではあれどもさすがにジェリ缶を積んでいないディーゼル車でガス欠をする勇者にはなれないのである。

嗚呼あたしってやっぱり凡人なのである。








今夜は家庭内恒例行事的に非常に腹が立つ事がありイライラしながら鯵を捌いていたところ何年振りだ？研ぎに出したばかりのギラギラする包丁で指を切ってしまったあたしである。
指を切った事にまた腹を立て壁を殴ったところ拳も痛めたあたしである。
アホか。

人生なんて本当にFUCKなのである。








CYOKUを迎えに最寄のバス停に向かったところもふもふのゴム編みのマフラーを首にもふもふと巻いた笑顔のCYOKUが駆け寄って来たのだけれどもあまりにもCYOKUにもふもふのマフラーが似合うのでもふもふな気持ちになってしまったあたしなのである。

あたしが“やっべー！あたしもこんな平凡な女に成り下がっちゃったよ？”と切なくもうれしく思う瞬間なのである。








ウォッチリストに入れてずっと生暖かく見守ってきた50Sのエンブレムの付いたVESPA100Sのオークションに入札し忘れたところ開始価格がたったの9000円だったにも関わらず入札がなく再出品になってしまったので今度こそ入札するぞと思い再度生暖かく見守っていたところ今度は入札が相次ぎ開始価格を何千円も超えてしまったので泣く泣く入札を諦めたあたしなのである。

嗚呼これぞオークションの悲しき醍醐味。