悪い予感はよく当たる　“天下の回り物が回って来ない件”　の巻

毎年成人式の日に華麗に颯爽とちょっとだけ切ない気持ちになる名のない親不孝な娘ですよどーもこんばんは。



18年前のあたしは付き合っていた男と半同棲状態にありしばらく自宅に戻っておらず成人式当日はばあさんこと母があたしの写真撮影をするために写真館に予約を入れてくれていた事も親戚に着物を借りて準備してくれていた事も知りながらも気まずく連絡もせずに帰宅しなかったところ後日姉より
「お母さん落ち込んでいたよ」と聞かされた記憶が18年経った今でも鮮明であり毎年母に対し申し訳ない気持ちでいっぱいになる成人の日なのである。

今謝るのは照れくさいのであと100年くらい経ったらちゃんと母に謝ろうと思っているあたしなのである。
だから長生きしてくれ母ちゃん。









明日のおたりやに持参してもらおうと工場にあった古いお札をCYOKUに手渡したところ
「中に何が入っているの？」と聞かれたので
「たぶん木」と答えたところ電話の向こうで
「虎の絵の描いてある木が入ってんだな」とボソっと答えた男がいましたが。。開けたんかい！
しかも虎の絵って何年前のだよ！

「それじゃあお守りの中身を見ちゃう子供みたいじゃない」と返したところ
「お守りの中身は厚紙だからもっと切ねーよな」って。。ちょっと！この男ってば！
「だって分解少年だったんだもん！」と開き直られても困るのである。

とそんな話をしていたところ
「これも日記に書く？」って。。書きますが何か？









宇都宮に戻る途中ベイブリッジの上から横浜湾に浮かぶタンカーを見たCYOKUがいきなり
「あの船の中には自転車みたいな足漕ぎがたくさんあってたくさんの人が漕いでいるんだよね〜大変だよね〜」とさも感心した様子で真顔で言うので
「うんそうだよね」ととりあえず答えながらもあたしの子育てこれでいいのか？と疑問を抱いたあたしでしたがよくよく思い出してみれば足漕ぎタンカーの話をしたのもあたしなのである。

これからも真っ直ぐに育って欲しいと願うばかりのあたしである。
そして出来るのならば11年後の成人の日には是非とも帰宅して欲しいと願うあたしである。