チャコの海岸物語　“駐車料金2時間600円”　の巻

年末にやるべき事が一段落した第二段としてCYOKUと2人でビーチコーミングに行って来た名のない収集癖のある女ですよどーもこんばんは。



飼い猫の抜けた髭だの飲んだワインのコルクだの飲食店のマッチだの貝殻だのシーグラスだのものすごくどーでもいいくだらない物の収集家であるあたしは迂闊にも本日より漂流物の一種である胡桃収集も始めてしまったのである。
割れている胡桃も割れていない胡桃もカラカラの軽い胡桃も重い胡桃もみなかわいく愛しく見過ごすわけに行かなくなったあたしは上着の右のポケットに詰められるだけの胡桃を詰め込んで意気揚々と工場に帰った上に根がチャレンジャーなので拾った胡桃の中でも一番重いヤツを1つ例のリスの形の胡桃割り機で割って食べてみたりもしたのだけれども今のところ命に別状はないのである。

いや普通に美味しい胡桃だったのである。








CYOKUが寝静まった後旋盤の回る音を聞きながら焼酎の緑茶割りをちびちびと舐めながら明日の予定など立てながら直径5〜10mm程度の貝殻をピンセットを使い華麗に颯爽ときれいに根気強くお皿に並べていくのはあたしの小確幸であり至福の時なのである。

この世にこんなに美しい物があるのだなんてとちょっとだけ酔った頭で大袈裟に感激しつつうっとりとしているあたしをこれまたニコニコとしながら見つめる者がいるのである。



本日は貝殻も胡桃もたくさん採れた上に間近で死肉を食らうトンビの観察が出来た上に大家さんのところに持って行ってもらった苺が好評だった上に昼ご飯のラーメンに乗せたこの前作ったチャーシューも夕ご飯に出した餃子も美味しかったので本当に幸せな気分名あたしなのである。

安上がりなあたしって最高なのである。
イェィ。