お昼には一度ばあちゃんも交えてみんなで集合して外食をしてきたんだけれどな。
今度中3になるお兄ちゃん甥っ子と一緒に勉強がしたいと言い朝からきちんとピアノの練習をして文句のつけ様がない体制を整え問題集を抱えて出かけたCYOKU。
本当は机の上が散らかっていたりベッドを直していなかったりと突っ込みどころは満載でしたが本日あたしは気が付かなかったって事で。
従兄と一緒に勉強だなんて本当にCYOKUもデカくなったよなー。
あたしは髪が細くなったり手がカサカサになったり細かい文字が読めなくなったりお腹が出たり目の周りにシワができたりするはずだよなそりゃ。
昨年あたしの不在時に家の近所で“悪意のある加虐”により大怪我を負って発見され一時はかかりつけの獣医に
「下半身不随は覚悟してください」と言われたRITAはその後右股関節部を損失しながらも不自由な足で何不自由なさそうな生活を送っている。
不自由そうな点の1つは昔みたいに1m以上もジャンプして蝿を捕まえる事ができなくなった点。
もう1つは右後ろ足を上げて痒い首筋をカキカキできなくなった点。
でもあたしたち家族がRITAの痒そうな様子を察知して手で首筋をカキカキしてあげると数センチしか上がらなくなってしまった右足があたしたちの手の動きと完璧に連動して本当にカキカキしているかの如く上下に数センチ動くのでその度家族の幸せな笑いを誘う。
その時RITAの首筋は“幻の右後足”でカキカキされているんだよ絶対に。
ROUK・RITA・RUKAどの子を抱っこしてもいつも必ず体全体から日向と埃の臭いがして背中に鼻を埋めてその臭いを嗅いでいると懐かしくて落ち着いた気持ちになるから不思議だな。
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